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社会との関係が変わった。良くも悪くも社会の中での役割は与えられていることは変わらない。けれど一年前までは「社会の中で暮らしている僕」だった。それがCOVID-19 によってそれが切り離された感触がある。あくまでも感触の域を出ないのは当然ではあるけれど、「社会」と「僕」に分離されたように感じている。

この流行り病がどんな顛末を迎えるのかはわからないけれど、僕が今できる事は可能な限り人に会わずに健康を維持することくらいしかないと考えています。この病について最も恐ろしいと思うのは無自覚・無症状の感染者が多くを占めることで、それは常に自分自身が感染者である可能性を孕んだまま日々を過ごしている現実を意味する。

生来の怖がりな性分と諦めの早い性格もあって、「このまま人類滅びるかもな」とぼんやり思っているのだけれど、だとしても「なす術はない」ので、この状況は悪くない。「社会」と距離を置きながら、居心地の良いポジションを手に入れようと画策に励む日々はどこか楽しくもある。

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