日記/2021.02.05
月に一度の病院通いだけが「時間指定の外出」になり、印刷会社へ赴くこともなくなり半年が経つ。その間、人に会いに出かけたのは2回。
おそらく4日〜6日に一度、食料品などの日用品の補充に出かけるので部屋のドアを開けて外の天気を見る。晴れていれば出かけるし雨ならば後日にする。
なんだか日付も時間もわからない。部屋の外の状況が伝わらない、理想的な遮音遮光環境の中で、仕事も娯楽も勉強も完結している。
締切のある仕事ではあるけれど、前倒しで終わらせてしまえばあまり日付を意識することもない。だけれども唯一世間の時間を意識する事柄なので丁寧に捌いていく。
2度目の緊急事態宣言の前には、地方移住のための現地調査と称して毎週のように候補地に赴き2、3泊するという、なんだか作家のカンヅメみたいな生活をしていた。もちろん宿泊施設としては儲からない一人客であるから平日の閑散期を狙って訪れた。病院、スーパー、郵便局、銀行、役場などの生活環境を見て回り、宿で仕事をすませるというのはとても穏やかで幸せな時間だった。
次にお出かけするのはいつになるのだろう。
湯河原と千葉、今市と宇都宮にいくことは決定。
小笠原にも行ってみたいな。